「ひらいボディケア 菊川店」痛み・シビレを早期に根本改善

ひらいボディーケアのブログをご覧いただきまことにありがとうございます!!

 

現代人は自律神経が乱れやすい。

ストレスが多いと自律神経が乱れる。

などと、皆さん聞いたことがあると思います。

 

なぜそのような因果関係があるのでしょうか?

それは進化の過程でそのようなシステムとなっているんです。

進化?って、とても壮大な感じになるのですが、聞けばなるほど!!

 

と、なるので、

是非お付き合いください^_^

 

自律神経の働きとは?

自律神経は【交感神経】【副交感神経】に分けられます。

 

交感神経って?

身体を活発に活動させるために働く神経で、主に日中に働きます。

自動車でいうところのアクセルの役割です。

また、ストレスによって活発になりやすい特性をもっています。

 

副交感神経って?

交感神経とは逆の働きで、身体をリラックスさせる時に働き、主に寝る時や食事の時に優位に働きます。

自動車でいうところのブレーキの役割ですね。

また、加齢によっても弱まりやすい特性があります。

 

このように、自律神経は加齢やストレスなどあいまって、

どちらかというと交感神経が優位になりやすく、

 

人間の身体は交感神経(緊張)と副交感神経(弛緩)を上手い具合に切り替える事で、

身体のバランスを保っているため、この切り替えが上手くできなくなると、

 

自律神経が乱れ、身体に色々な不調をきたすわけです。

 

では、【交感神経】と【副交感神経】が身体にどのような影響を及ぼすのでしょうか!

交感神経と副交感神経の体への影響とは

交感神経が活発になると・・・。

①心拍数は上昇、心臓以外の内臓は活動低下。

緊張した時に心臓がバクバクするあれです。

②血管が収縮。

③筋肉が緊張。

④汗腺は開く。

⑤気管は弛緩。

⑥瞳孔は収縮(遠くが見える)。

⑦ネバネバした唾液になる。

⑧膀胱は弛緩して、オシッコが溜められる。

 

はたしてなぜ【交感神経】はこのような働きになったのでしょう?

 

それは、私たちのご先祖さまにあたる、原始人が狩猟する事によって、生活が成り立っていたからなんです!

 

日中は狩猟するために、獲物をとったり、逆に襲われたりする可能性が、あるため、

常に気を張って、緊張していなければなりません。

 

目は遠く見える状態にしておき、

獲物をすぐ捕まえられるように、もしくは外敵からすぐ逃げられるように、心臓、血管はいっぱい筋肉に栄養を送る事で、筋肉が働きやすい状態にして、熱をたくさん産生するため、汗腺を開いて、発汗します。

 

また、追いかけたり、逃げたりするので、気管はいっぱい空気を吸えるように弛緩して、

走ってる時、唾液が気管に入ってむせないように、ネバネバした唾液になったり、

走ってる時、オシッコが出ないように膀胱が弛緩して、溜まるようになっています。

 

進化の過程でそのようになって、現代の私たちも、そのシステムを引き継いでいるわけです。

これを聞いた時、私もなるほど〜!と、

とても面白く、感慨深い思いをした記憶があります。

 

このように、【交感神経】は日中に働くようになったんですね。

 

お次は【副交感神経】が活発になると・・・。

①心拍数は減少、心臓以外の内臓は活発になる。

②血管は弛緩。

③筋肉は弛緩。

④気管は収縮。

⑤瞳孔は弛緩(近くが見やすい)

⑥サラサラした唾液になる。

⑦膀胱は収縮して、オシッコが出やすくなる。

 

【副交感神経】は【交感神経】とは全く逆の作用です。

 

これも、ご先祖さまの生活スタイルから、成り立っています。

 

日中、狩をして、夜帰ってきて、獲物を家族や仲間に分け与えるために、集落に持ち帰ります。

 

この時は、安全な場なので、緊張を解いて、リラックスするわけですね。

 

なので、物を食べるのに、

近くが見やすく、内臓は働く状態になって、唾液はサラサラになり、

心臓や血管や筋肉は働きが抑えられる形になります。

 

また、追いかけたり、逃げたりと、走る必要がなく、いっぱい呼吸をする必要がないので、気管は収縮します。

オシッコが出やすくなるように、膀胱は収縮します。

 

と、このように人間の最終進化である原始人の生活様式に合った

興奮(交感神経)と弛緩(副交感神経)が切り替わるシステムになったんですね。

自律神経画像

痛みと自律神経の関係について

このように、交感神経と副交感神経が体に与える影響はそれぞれ違います。

ちなみに、交感神経が優位になると血管が収縮するので血流が悪くなりやすいです。

つまり、筋肉内の血流も悪くなるので、痛みがコリが出やすくなります。

副交感神経だと、血管が広がり血流が良くなりやすいので、その逆になりやすいです。

ストレスを抱えていたり、副交感神経が優位になる夜にスマホなどをみて興奮したりすると常に血流が悪い状態になるので、肩こりや腰痛などになりやすくなります。

 

今回、なぜこのようなシステムになったか、お分かりいただけたのではないでしょうか。

 

少し長くなったので、

次回、ストレスと、自律神経の因果関係について説明していきます。

 

それでは、

ひらいボディケア菊川店のブログをお読みいただき誠にありがとうございました!

 

 

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